貧血とは、何らかの原因で血液中のヘモグロビンが減少した状態を指します。
ヘモグロビンは全身に酸素を運んでいるため、減少すると体に十分な酸素が行き渡らず、さまざまな症状が起こります。
貧血にはいくつかの種類がありますが、最も多くみられるのが体内の鉄不足が原因で起こる"鉄欠乏性貧血"です。
貧血は男性より女性に多くみられます。年齢別にみると、女性では30代~40代の人に多くみられ、男性では50代以上から増加していきます。
本記事のご監修
加藤聖子先生
九州大学大学院 医学研究院 生殖病態生理学
(婦人科学産科学)教授